雑記 育児書

世界標準の自己肯定感の育て方

かなり参考になるところが多い良書だと思います。

 

非常にザックリとまとめると、「子育てに必要なのは自己肯定感を育てることだけ」です。

その方法が年代別などでいろいろと書かれておりますが、基本的には一般的に知られていることも多く書かれています。

ただ、その一般論にも裏付け(〇〇大学の研究)があって書かれているものが多く、N=1の「ある特定の人だけ」の子育ての方法ではないので誰しもが参考にできると思います。

 

とは言え、ここに書かれていることが絶対ではないと思っているので、自身の価値観に合う内容をエッセンスとして取り込んでいけばいいのかなと思います。

 

凡人父が読んでなるほどなーと思ったこととして、子育てと教育は別物ということです。

「子育て」は、心を育て、人格を形成すること。人としての土台になります。

一方で、「教育」は知識や技能の習熟です。 

本書では、教育は専門家に任せるのが一番だと書かれています。

 

塾の先生や、音楽や美術の専門家でも自分の子供は教えられないという話を耳にしますが、教育と子育てを混同してしまう、ごっちゃになってしまうのが問題なのかもしれませんね。

 

ここら辺を意識するのが、先取り教育をしていくコツなのかもしれません。

 

また、本書で衝撃を受けた内容としては、

2019年の統計で、韓国人の米国留学者数は日本の3倍。人口を考えると、割合では6倍くらいになります。

韓国では儒教信仰が強く残っているので、高み(高学歴)を目指す傾向が強いそうです。

良い大学に入らなければいけないという社会のプレッシャーがけたはずれに強く、韓国人は「世界一」子供の教育に熱心だそうです。

凄いですね。(日本も大概だとは思いますが、、、)

 

そんな韓国人ですが、米国のトップ大学に入学した44%がドロップアウトしたというのです。

これは世界中から集まったエリートとの競争に敗れ自信喪失をした結果とのことです。

とても残念な話ですが、日本の中学受験においても、深海魚という俗語が作られてしまうように同じことが言える気がします。

 

そのため、筆者は受験で子供を燃え尽きさせず、メンタルタフネスを鍛えるために、勉強以外の「特技」や「強み」を育てることが重要と述べております。

 

これを読んで、単純な凡人父は長女に「スイミング習う?」と聞くも、「水嫌い」の一言で一蹴されてしまいました

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