雑記 育児書

「ルポ教育虐待 毒親と追い詰められる子どもたち」を読んで

「ルポ教育虐待 毒親と追い詰められる子どもたち(おおたとしまさ)」ですが、親として考えさせられることの多い内容の本でした。

凡人父も、勉強ができずに苦労したので、少しでも無駄な苦労をさせたくないという思いから長女に先取り教育を施しておりますが、自分が毒親になるかもしれない(もしかすると毒親になっているかもしれない)という恐怖を覚える内容でした。

実際、自分の親は毒親だったんじゃないかとも思いますし、読んでいて色々嫌な記憶がフラッシュバックしたりもしました。

 

東大を出て医者になっても本人が幸せかどうかは別問題なわけで、子供の人生は子供が自分自身で選択して悔いが無ければよいなと思います。

 

本書で、「教育虐待とは子供のの受忍限度を超えて勉強をさせること」とあり、なるほどなーと思った次第です。

親としては子供のためにと思うのですが、子供からすると限界を超えたら、それはただの虐待でしかないんですよね。

 

ポイントは、その受忍限度や能力が子供それぞれ異なることを親が意識しないと取り返しのつかないことになりかねないところです。

子供が真面目だったり、優しかったりするほど、親の期待に応えたいという想いから、最終的にメンタルダウンする可能性があるように思いました。

 

当たり前のように数学年先の勉強をしているブログをいくつも目にしますが、そういったブログを見て焦ってもしょうがないなーと思いなおしました。

凡人家の長女は年中ですが、今年度中に二年生くらいの国語と算数はしたいなと思っていたわけですが、ワークはなかなか進まず困ったなとか思ったりもしていましたが、冷静になると、まぁ誰も困らないんですよね。中学受験なんて極論やってもやらなくてもよいもので、間違ってもゴールではないと思います。親が子離れする良い機会かもしれませんが。

 

ちなみに凡人家の長女は最近はお勉強をさぼり気味ですが、お手紙ブームが来てくれたおかげで、少しずつですがお手本を見ながら文字が書けるようになってきました。小1のときの父よりも凄いです。やはり効率よりもモチベーションだよなーと実感しております。

 

勉強をしていないとは言っても、スマイルゼミは(ほぼ)毎日やっているので、気が乗った時に父と一緒にワークを進められれば(今は)十分かなーと思います。そんなわけで、先取り教育をやめる気は全然ございません。

 

それなりに本は読めるようになってきたので、それとなく漢字が書かれている本を増やしていったり、身近な題材で算数のお勉強をしたりしていきたいですね。(イチゴが八個あるから家族四人に分けて!とか)

 

ちゃんと子供をみながら、一歩ずつですね。

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