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言語能力における遺伝と環境

「読書をする子は○○がすごい(榎本博明)」を読んで非常に興味深い内容があったので紹介したいです。

 

行動遺伝学的な研究において、知能は50%くらいが遺伝、残りの50%が環境の影響を受けるそうです。

 

ただし、知能の領域によって遺伝の影響は異なり、空間性知能では70%くらいが遺伝の影響を受ける一方で、言語性知能は遺伝の影響が15%で環境要因が60%と大きくなっています。

さらに、学校での影響よりも家庭での影響がはるかに大きいようです。

 

中高一貫校→医者になった友人が、「中学受験の方が大学受験よりよっぽど(いろんな意味で)才能が必要」 と言っていたのを思い出しました。

確かに中学受験の算数は大人が解いてもムズイなーと思う問題が多いのにそれを12歳の子供が解くのですから努力だけではどうにもならない領域はあると思います。

 

ちなみに凡人父は、子供たちが仮に中学受験に向かなければ、環境要因の大きい国語と英語を鍛えれば、大学での早慶(文系)狙いは努力でどうにかなるのではと思ってしまいました。

 

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