凡人父は中学受験の知識があまりなかったので、土日を使っていろいろと調べておりました。
2023年の結果を見ながら、
単年の結果で学校の教育力を計るのはナンセンスではないか?
とか思ってしまったのが運の尽き。気になるので、合格者推移を調べてしまいました。
本日は渋谷教育学園幕張と渋谷教育学園渋谷の二校にスポットを当てたいと思います。
控えめに言っても、進学実績伸びすぎです。
東大・京大合格率
渋幕も渋渋も驚異の伸び率。渋渋は合格者数は母数の都合上合格者数の見栄えは良くないのですが、正直渋幕と数年前から大差ありません。
偏差値的には、ここ数年は渋渋>駒場東邦なので、やはり駒東の教育力は素晴らしいという見方もできます。
一方で、渋渋も海外大学合格者数が25名(約10%)の影響も考えられるので、かなり凄い結果ですね。
個人的には、立地、海外受験、少人数という点で、渋幕よりも渋渋の方が好みです。
難関大学合格率(東大・京大・一橋大・東工大・国立医学部)
上記は東大・京大のみに焦点を当てておりましたが、難関大学をまとめた結果は下記のとおりです。
2022年は渋幕・渋渋ともに麻布よりも合格率が高いですね。
それにしても渋渋の進学実績の伸ばし方はやばいですね。どういう教育をしたらこうなるのでしょうか。
ここまできれいに単調増加すると面白いですね。
他の学校との比較
上記で麻布や駒東と比較しているのに特に意味はありません。
同時にいくつもグラフにするとごちゃつくのと、現在の渋幕よりも少し合格率が高いところと比較しただけです。
ですので、次にここ10年くらいで進学実績が入れ替わった学校と比較します。
武蔵と筑波大附属です。
武蔵はよく凋落したという話を聞きますが、もともとの母数が少ないだけで合格率的には20年間ずっと横ばいです。
この武蔵という学校を調べてみて、この学校の教育理念に父は感動したので、息子氏には是非目標にしてもらいたいです。
話はそれましたが、筑波大附属は偏差値的にも高く、共学校という共通点がありながらここ数年で立場が逆転しております。
武蔵も筑波大附属も横ばいなのですが、渋谷教育学園の両校が順調に合格率を伸ばしているだけかもしれません。
教育レベルが高い→進学実績が上がる→入学時により勉強のできる生徒の割合が増える→進学実績が増える
という正のスパイラルを進んでいる気がします。
この先、どれくらいの合格率で頭打ちになるのでしょうか。
個人的には渋渋は開成、桜蔭に近づくところまであり得ると思いますが。どうなることやら。