先取り教育にメリットしか感じていない凡人父ですが、否定的な記事にここまで共感できるのは初めてかもしれません。
ちなみに凡人父はこれまで、先取り教育、早期教育、英才教育について区別をしてきませんでした。
この記事を読んで、「先取り教育、早期教育 ≠ 英才教育」という区別をしようと思いました。
・先取り教育、早期教育:本来の学年(時期)よりも早く学習(練習)を開始すること。
・英才教育:プロになること、プロで活躍することをゴールとして、徹底した教育(練習)を課すこと。
子供の意思を無視することはどちらの場合にも起こり得ますが、ゴール(目的)を親が設定して徹底的にやるところが英才教育ですね。
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「私は7歳以下は教えないって決めてるの。子供は遊ぶべきなのよ。私は5歳でピアノを始めて、6歳でバッハのインベンションとシンフォニアを弾いていた。私の子供時代が終わった瞬間。あとは練習と演奏会の繰り返し。一桁の年齢の頃から世界を飛び回って演奏会やって、10歳でオケと協奏曲弾いて…とホントに子供時代ずっとピアノ弾いていたらしく。でも「子供時代が終わった瞬間」と言ってた時、凄く悲しそうだった。色んな世界があるんですね
「子供時代が終わった瞬間」。ドキッとするパワーワードですね。
10歳でオーケストラと共演するような華々しい経歴の裏では、6歳で子供時代が終わってしまっていたという恐ろしい世界ですね。
6歳でバッハのインベンションとシンフォニアというのはどのくらいのレベルかは、凡人には理解できませんが実際に何歳くらいで弾けるようになる曲なんでしょうかね?
→ 調べてみてわかりやすい解説がありました→コチラ(小学校高学年から中学前半くらい?)
ん?5歳でピアノを始めて6歳でこのレベルに達するということは、、、。想像ですが、とんでもない練習量だったんでしょうね。
ただ、リンク元を読むと
音楽って楽しい!と感じてもらえるレッスンを心がけています
いやー、素敵な先生ですね。
娘が通っているピアノ教室の先生も素晴らしいですが、特に幼少期の習い事は先生に左右されるところも大きいと感じるので運が大事ですね。
リンク元の記事も親として非常に参考になる内容でした。
余談になりますが、野球ファンの凡人父が上記記事を読んで頭に浮かんだのが、角中勝也選手です。
・三歳で野球の練習をさせられていた
・三歳から毎日1キロのロードワーク
・自宅の倉庫を改造して打撃マシーンを置き室内練習場にして学校のない日も鍛えさせる
お父さんがとんでもない方です。
結果的にプロ入りし、首位打者まで獲得しているので結果オーライですが、もしもプロ入りできなかったらと思うと英才教育は諸刃の剣だと思います。
ただ、スポーツでも音楽でも、プロの世界で活躍している人は幼いころから習い事をしている人が多いと思いますが、これが勉強になると途端に否定的なスタンスになる方がいるのは何でですかね?
二月の勝者でも勉強ができる子がほめられない話がありましたが、似たような感じがします。